2008-09-19-01(金)
とりあえずxLabelでパネルっぽいものを作ってみる
以前にも書いたように、今のxLabelは描画にxPaintClass.dllを必要とする
(というかxLabelの描画部分を分離したのがxPaintClassと言ってよい)
・最低限、必要なファイル
xPaintClass-1.0.dll(litestep.exeと同一フォルダに)
xLabel-4.1.dll(置き場所は任意)
・モジュールのロード(当然、フォルダ記述も必要。以下の例はフォルダ部分省略)
loadmodule xLabel-4.1.dll
ここでは、testpanelというラベルを作成することにする
即ち、各設定はtestpanel〜という記述になる
・基本的な設定
testpanelX 0
testpanelY 0
testpanelWidth 120
testpanelHeight 48
testpanelPaintingMode ".singlecolor"
testpanelColors c9c9c9
*label testpanel
ラベルの作成自体は「*label ラベル名」を記述する
別の方法もあるが、とりあえず最初はこれで
!recycleすると、左上にグレー塗りつぶしの矩形が表示されると思う
".singlecolor"は、いわゆる1色のベタ塗り
xLabelやxPaintClassに限ったことではないが、画面上にパーツを置くものは
大概、X,Y(縦横表示位置座標)Width,Height(縦横表示サイズ)というものが存在する
背景色(表面の色)の指定も欠かせない
・グラデーションをつけてみる
testpanelPaintingMode ".multicolor"
testpanelColors c9c9c9
testpanelGradientColors 666666
testpanelGradientType ".vertical"
(こんな感じになる)
まず変更点は、「PaintingoMode」
".multicolor"にすると、グラデーション等が使えるようになる
「GradientColors」でグラデーション色(終端側)を指定する
「GradientType」は、グラデーション方法で、".vertical"を指定すると縱方向(上から下に)になる
".horizontal"にすると横方向(左から右に)になる
これ以外にも、いくつか指定方法があるが、ここは同梱のヘルプに譲る
単純に上下グラデをつけるだけでも「それっぽく」なる
いちいち、画像を作らなくても済むのが大きい
当然、width/heightによって、調整される
バーっぽいものを作る場合は、水平よりも垂直にグラデ作った方がらしくなる
また明→暗にするか暗→明にするかでも印象が変わる
カラーマネジメントの話までするつもりはないのでこのへんにしておくw
この状態を前提に話を進める
・立体っぽくする
testpanelColors c9c9c9 ffffff 333333
testpanelBevels 2
とりあえず、「Bevels」のサイズとBevel色(枠色)を指定するだけでも、一応、立体っぽくなる
Bevel色(枠色)指定は、左上と右下になる
「Bevels」のサイズは、あんまりでかいとイマイチ
testpanelBorderMethod ".raised"
testpanelBevels 0
「Bevels」を指定しないで(つまり"0")、「BorderMethod」を ".raised" にしてみる
この場合、Bevel色自体は、Bevelが0だから、有効にならないが
勝手に立体っぽく描画してくれる
「BorderMethod」に指定できるのは、".raised"、".sunken"、".etched"、".bump"、".none"
何も指定しなければ、".none" がデフォルトである
以下、「Bevels 0」での残りの設定値比較画像
testpanelBorderMethod ".sunken"
testpanelBorderMethod ".etched"
testpanelBorderMethod ".bump"
んー、日記の背景白だとわかりにくいか
では、".none"以外での、Bevels値の指定をした場合は、どうなるのか
testpanelBorderMethod ".raised"
testpanelColors c9c9c9 ffffff 333333
testpanelBevels 4
4くらいにしないとわかりづらいと思うが、こんな感じになる
もう少しわかりやすいように枠色をあからさまにしてみる
testpanelBorderMethod ".raised"
testpanelColors c9c9c9 ff0000 0000ff
testpanelBevels 4
「立体枠」「Bevel枠」「ラベルボディ」という感じに
描画されているのがわかるかと思う
まあ、どれを使うかは、個々の自由だが、
選択中のタスクボタンや、トレイなどの凹んだものは ".sunken"
通常のバーや立体パネルは ".raised"
インフォメーション的なものは ".etched" や ".bump"
みたいな感じかなと
これらの設定は、xPaintClassによるものなので
xPaintClass準拠のモジュール(xtrayやxtaskbar、xpopup等)なら、同様に設定できる
とりあえず基本的なことなのでここまで
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- 設定記述
- 2008-10-08-01 xPopup.dll
- 2008-10-08-02 何はともあれxPopupの最低限の設定を書いてみる
- 2008-10-08-03 xPopupのセパレータやらタイトル行やら
- xlabel
- 2009-05-24-01 labelのcreateとdestroyを1アクションで
- 2008-09-22-01 パネル内にアイコンを表示してランチャーっぽいのを作る
- 2008-09-21-01 パネルを前面に出したり、半透明にさせてみたり