2008-11-19-01(水)
ウインドウ操作のBang拡張
結構、古めのモジュールだけど、wndman.dllを使うと
指定ウインドウの指定リサイズだとか
前面背面に送るだとか、いわゆるありがちなウインドウ操作が
!Bangコマンドでできるようになる
それ以外にも、指定ウインドウをシステムトレイに送れたり
半透明にできたり、Xみたいにタイトルバー部分だけに縮小?したり
結構、必要な人には便利なモジュールだと思う
リサイズ云々の!Bangは付属のドキュメント見りゃわかるだろうから
いくつか気になったものだけ抜粋紹介してみる
・各!Bangの引数
指定ウインドウを操作するという性質なので
どの窓に対する操作かという指定が必要になる
%point% … マウスカーソルの当たってる窓が対象
%active% … カレントウインドウ
%wnd% … ちょっとわからないが、*WndOnCreate(指定窓クラスの起動時に強制的にサイズ指定)で指定するっぽい
もちろん、窓クラス直接指定でも操作できる
以下の例は、説明のために引き数を適当に指定して書いてるが
いずれの引数でも可能
・マウスポインタが乗っている窓をシステムトレイに送る
!wndsendtotray %point%
これを実行すると、トレイに最小化のような動作を取る
タスクバーやAlt+TABのタスクリストには表示されない
トレイに格納の機能がないアプリでそれをできるようにしようというもの
トレイ内のアイコンをクリックすれば、元に戻る
・カレントウインドウを半透明にする(2k/XP)
!WndSetOpacity %active% 200
「200」が透明度(0:見えない〜255:透過なし)
カレントなので、Hotkeyに割り当てて使うのがよい
これを使うと、そのウインドウは半透明表示になってくれるわけだが
常に前面表示にしているxlabelなどとの前後関係が無視されることもあるっぽい
少なくともウチではそうなる
個人的には、ネトゲのピアキャス配信とかしてるときに
配信に関係ない余計な窓をキャプチャさせないようにするのに使っている
(基本的に半透明の窓はWMEの画面キャプから外れる)
・カレントウインドウをサイズをタイトルバーだけにする・戻す
!WndToggleShade %active%
Xのウインドウマネージャいじったときに、
タイトルバーの高さだけにリサイズしておける(元のサイズにも1発で戻る)のが
何気にいいなと思ってたが、まさにそれをする!Bang
最小化じゃなく、タイトルバーのみ残ってる状態にできるんで
状況によっては作業しやすいことがある
他にもウインドウ位置を指定した場所に移動できたりするので
特定の位置に移動できるようにHotkeyとかに割り当てておくと
窓のホームポジションのような操作ができて整理しやすいかと
(たまにどっか行っちゃった状態で起動するアプリとかあるし)
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- wndman.dll
- 2009-06-13-01 ワイド液晶だと横幅が余るので
- 2008-11-19-01 ウインドウ操作のBang拡張